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眼瞼下垂の治療

眼瞼下垂の治療について

眼瞼下垂は上のまぶたを上げる筋肉の付着部が緩んでいたり、筋肉がうまく働かないことが原因でまぶたが開かない状態のことを指します。
また、皮膚がたるみすぎてまぶたが開かないことを眼瞼皮膚弛緩症といいます。 皮膚やまぶたの裏を切開してたるんだ筋肉の付着部を短縮して付け直すと眼瞼が再度上がるようになります。
手術時間は5分から10分程度です。
まぶたの裏の切開の場合には表面に傷は残りません。
皮膚弛緩がある場合にはたるんだ皮膚をすべて切除します。
一重まぶただった場合には術後に二重まぶたになるように細工をします。
これによりまぶたを大きく開くことが出来るようになります。

図1 ハードコンタクトレンズ下垂

ハードを長年使っているかたは、レンズと眼瞼がこすれて眼瞼下垂になります。
手術を行うと眼が大きくなり、二重瞼になります。
眠そうな目つきから、はっきりとした目つきになります。

図2 同じくハードコンタクトレンズによる眼瞼下垂

手術前は眠そうな目つきでしたが、手術後、表情が明るくなったように見えます。

図3 高齢の方の眼瞼下垂

ご高齢になると、まぶたの皮膚がたるみ目が開きづらくなることがあります。
目が開かないと日常生活の活動性が低下してしまいます。
手術でまぶたを上げることにより刺激が目に入り、活動性が増すことがあります。

図4 眼瞼皮膚のたるみ

皮膚切除を行うだけで若いときの自然で綺麗なまぶたが表に出てきます。
とても明るい表情になります。

図5 眼瞼皮膚のたるみ

同じく術後に若いときの二重が出てきました。
男性も、とても愛らしい表情に変わります。