なぜ動画を作るのか
21.06.29
カテゴリ:新前橋ブログ
なぜ動画を作るのか
前回のリブログでも書きましたが
僕はちょいちょいYoutubeに動画をアップしています
何かの作業には何かの目的があります
前回紹介した動画のように患者さんに向けて作成する場合もあります
これは患者さん達が正しい情報を知らないので
(内科医も眼科医もですが涙)
正しい情報を世の中にあげておく必要性を感じたからです
僕の作っている動画にはもう一つのタイプがあるのです
それは医師の教育を目的とした動画です
↓手術動画を含みますので、サムネイルが出てきませんが(^_^;)
Youtubeにログインすると視聴できます
皆さんからすると、医師ってだれもがそれなりに出来ると思ってるでしょ?
お医者さんなんだから、全部できるんでしょ?
そうじゃなかったら、患者さんが困るじゃない、、、、、
ですよね??
でも全然業界の内情は違うんですよ
医師によってその知識・経験は大きくバラつきがある
患者さんが想像しているのの100倍くらいのバラつきがあると言っても良い
自分自身が属している業種を見ると分かります
人は千差万別、専門家であっても決して一様なスキルを持っているわけではありません
ラーメン屋で例えると分かりやすいと思います
レベルが全然違うんです
この1年で状況が大きく変化し(コロナで人心に変化?)
入職・研修希望の若手(ではないのも)医師が激増しました
眼形成外科が出来る医師って全国にほとんどいないですから
もちろんみんなこれっぽっちも教えてもらっていないド素人
(親がいなければ子が出来ないの繰り返し)
例えばそういうド素人10人全員に、メスの持ち方や麻酔の仕方、デザインの仕方、すべてを教えるのってすごく手間がかかります
そう、教育に一番コストがかかるのはどの時代もどの業種も一緒です
だから僕がやらなければならないことは、画一的で効率的な研修制度の確立なんですね
だから動画を作っています
簡単に言っていますが、動画を作るのって本当に大変なんです
僕にも仕事がありますから、仕事ではないプライベートの時間を費やさなければならない
だから、まるまる1週間か、それ以上の時間がかかります
それでも動画を上げておけば、全員にゼロから全て教える手間は省けるし
それが何年も、何十年も続きます
場合によってはその動画を見たドクターが入職したいとおもうかもしれない
だからドクター向けの動画を作っているのです
僕は次世代がよりよい日本になっているように、行動していきたいと思っています