ウェブセミナーの結果
20.06.22
カテゴリ:医院ブログ
土曜日に行ったウェブセミナー
視聴していただいたのは
医師だけでなく、一般の方々も
URLをブログにもアップしましたからね
配信は業者に頼んだのですが
ネットワークトラブルで開始することが出来ず
30分遅れでの開始となりました
お待ちいただいた方、申し訳ありません
でも、こういう講演会って、コロナ前には無かったですよね
人の行動には必ず目的がありますから
講演会を開くことにも目的があります
コロナ前の講演会で一般的で多く開催されていたのは
医師向けの講演会です
主催者は、製薬会社です
自分の商品に関連した講演会がそれこそ毎週のように行われていました
ただもちろん製品の紹介がメインになりますから
必然的に薬をいっぱい使う分野に集中します
緑内障や白内障、加齢黄斑変性など
眼形成はというと、、、、、、、、
薬剤をほとんど使わないのです
医療機器も使わない
料理人で言えば、包丁1本の世界なのです
だからそういう講演会の数が非常に少ない、というのが実情でした
そしてこれは医師向けの話
医者にとって、講演会というのは製薬会社がすべて手配するのが当たり前でした
となると、医師が自分で講演会を主催することはほぼ皆無でした
患者向け講演会、やっても製薬会社に利益はありませんし
医者にとっては講演会を企画すること自体が億劫
だから患者向けの講演会はほとんど無かったのです
当院で行っていることは
米国を初めとした世界では標準とされていることです
しかし、日本では異端と思われることでもあります
どうしてこんなに差があるのか(特に眼形成)
それは日本人が、大人になったら勉強しない国民だからです
目の前のことだけやっていれば良い、というのが高度成長期の常識だったかもしれません
しかし、そんな時代はとうの昔に終わって
知識を吸収し続けなければいけない時代になっているのです
OECD36か国中、一人当たりの生産性は21位(2018年)です
勉強する各国にどんどん抜かれている
勉強しない日本はずぶずぶと最底辺に落ち込んでいきつつあるのです
医師の世界も同様
勉強するのは研修医くらいまで
その後はほとんど勉強しなくても、ルーチンで生きていけます
だから大多数の医師は留学しないし、英語の論文も読みません
世の中の、特に海外にあふれている知識を取ろうとしません
日本の医療(特に眼形成)が、30年前の米国でやっている医療と大体同じなのは
世代が変わらないと新しいことを学ばない
日本人の特性があるからなのです
30年が一世代だから、医療が30年遅れているのです
学会や講演会が軒並み中止となるなかで
自力で講演会をしてみました
いまはオンラインで簡単に発信できる時代ですから
ほんの少しの挑戦心で
あたらしいことを始めることが出来ます
オンライン講演会、450人に視聴していただきました
チャンネル登録人数100万人とかのYoutuberからすると少ないと思われるかもしれませんが
現実に450人集めるとなると大変で
めちゃ大きな会場が必要になります
オンラインだからこそ出来ること
医療にも新しい風を吹かせ続けたいと思います
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2019年手術実績 3850件(2019年1-12月)
涙道涙液学会 理事
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
03-5579-9995
http://www.oc-tokyo.com/
※オンライン診療始めました!
新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1
027-288-0224
http://www.kashima-oc.com/
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