”場所によって違う常識”
20.02.16
カテゴリ:医院ブログ
定期的に昔の記事をアップしています。
国によって常識が違うのは、みなさんご存知の通りですが
日本国内でも、常識って組織によって全然違うのです
それこそ、バセドウ眼症は治らないから諦めろ、と言われている方々は全国にまだまだたくさんいらっしゃいます
群大の常識、例えば顔面神経麻痺は治らないから、軟膏と点眼で治す、というのは聖隷浜松では非常識でしたし
(つまり外科的に治せる)
聖隷浜松の常識、例えば眼窩へのアプローチは皮膚をバッサリ切って行う、というのはUCLAでは非常識でした
(結膜からアプローチすれば皮膚の傷が出来ない)
UCLAの常識である、眼窩減圧は骨の減圧だ、というのも、現在は僕の経験上、脂肪をメインにした減圧の方が効果的で良いという常識に置き換わっています
つまり常識はどんどん変化するもの
人間は未知のものを恐れる性質があるので
その変化を否定してしまいがちなのですが
大切なのは変化を恐れず、それをまず体内に取り込んで、良いアウトプットを出すことだと思います。
つまり最初に否定しちゃダメ!
地球の歴史から学ぶならこういうことです
ダーウィン
『最も強い者が生き残るのではなく、
最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一生き残ることが出来るのは、
変化できる者である。』
https://www.a-inquiry.com/ijin3506/
恐竜が残れず、哺乳類が残ったのはこういうことです
敬愛する西野亮廣さんの音声動画でも同様のことをおっしゃってます(聞いてみて!)
さて、日本人は生き残れるのでしょうか?
保守的な考えを持った組織は生き残れるのでしょうか???
世界中を見てきて思いますが
行き過ぎた保守的な考えは、衰退を招くと思っています
2019年手術実績 3850件(2019年1-12月)
群馬大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
03-5579-9995
http://www.oc-tokyo.com/
新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1
027-288-0224
http://www.kashima-oc.com/
2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら
https://youtu.be/kxH9sgrlt0A
OurAgeに特集していただきました
https://ourage.jp/column/karada_genki/more/187841/