なぜ医師になろうと思ったのか1
20.02.13
カテゴリ:医院ブログ
なぜ医師になろうと思ったのか
講演会の後の質疑応答でも聞かれたことですが
最近また聞かれたので、書いておきますね
何回かに分けて書いていきたいと思います
おそらく一般の人が期待しているのは
「バセドウなど病気で困っている人を助けたかったから」
のような模範的回答だと思います
でもですよ
医学部進学するならば15歳やそこらから徐々に準備を始めないといけません
皆さんが15歳の時に
世の中の人を救いたい!なんて
聖人のように思うことって出来ましたか?
そもそも風邪くらいしか病気にかかったことがない世代に
病気で困っている人の感覚がわかるのか、といえばわかりません
ハタチ前後でも他人のことなんて充分に考えられないのに
15歳で考えられるわけがありません
ひょっとして、もう少し若かったら中二病に罹ってて
言うだけなら出来るかも(笑)
僕の経験からすると、本当に他人のことを考えられるようになるのは
30歳前後からだと思いますし
配偶者であったとしても病気でどれだけ困っているかは伝わらないです
当院の目黒医師に聞いたら
実家の前の病院の女医さんが格好良かったから
幼稚園児の頃から目指していた、とのことでした
もちろん幼稚園児が他人のために頑張ることはありません
かつ国公立大学の医学部に進学することっていうのは
能力にもよると思いますが
(すごい人はいっぱいいます)
僕の能力ではかなりの勉強量を必要としましたので
あれを患者さんだけでなく、親も含めて他人のためと考えて
実行することは難しいのではと思います
そう、結局は自分でやりたいことを叶えるため
一生の仕事を選ぶというは自分自身のため
だから頑張れたのです
2019年手術実績 3850件(2019年1-12月)
群馬大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
03-5579-9995
http://www.oc-tokyo.com/
新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1
027-288-0224
http://www.kashima-oc.com/
2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら
https://youtu.be/kxH9sgrlt0A
OurAgeに特集していただきました
https://ourage.jp/column/karada_genki/more/187841/
バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ
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