なぜバセドウ病眼症の治療をしようと思ったのか10
19.10.16
カテゴリ:医院ブログ
米国に臨床留学をして
眼形成の世界は眼瞼下垂とかバセドウ病眼症などの病気だけではなく
美容の注射や美容の手術も、眼形成ドクターが行うということを知りました
日本では形成外科・美容外科の先生方がまぶたを手術することがありますが
米国ではどんどん形成外科・美容外科は手術できなくなっています
それはなぜか
簡単に言えば、詳しくないから、です
形成外科とか美容外科は、頭のてっぺんの腫瘍からつま先の巻き爪まで手術をします
一方で眼科医がやる眼形成ドクターは
眼の周りの形成しか行いません
そうなると必然的に眼形成ドクターは
目のまわりのことを深いところまで知ることが出来ます
いっぽうで形成外科・美容外科では手術が全身に分散されますから
全身を知ることが出来るというメリットがある一方で
どうしたって目の周りについては浅い知識になってしまいます
レストランで例えるなら
スキー場の食堂のように
カレー、ラーメン、そば・うどん、寿司、スパゲティまで何でも出すようなところの寿司と
寿司だけに特化した寿司屋の寿司の違いが出ます
そうなると米国は訴訟社会ですから
なにかあればすぐ訴えられます
良くない医療をされたら
すぐに訴えられてしまいます
だから、米国の形成外科・美容外科では目の周りの手術はしないのです
これはビバリーヒルズで開業している美容外科医から
ある学会のランチでたまたまテーブルが一緒になり
その時に直接聞いたことですから本音のことで
さらにゴールドバーグ先生も同じようなことを言っていたので
真実だと思います
目のまわりの美容の手術も
眼形成ドクターがやるべき
留学に行ったことで
強く思うようになります
2018年手術実績 3046件
群馬大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
03-5579-9995
http://www.oc-tokyo.com/
新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1
027-288-0224
http://www.kashima-oc.com/
11月10日のバセドウ病眼症講演会
https://youtu.be/kxH9sgrlt0A
東京MXで紹介されました
https://youtu.be/eE2yMVMhW0U
バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ
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