なぜバセドウ病眼症の治療をしようと思ったのか5
19.10.04
カテゴリ:医院ブログ
時間がすこし前後しますが
聖隷浜松病院への国内留学から帰郷する直前
聖隷浜松病院へシンガポールから見学に来られた先生がいらっしゃいます
Dr Seah
https://www.snec.com.sg/profile/seah-lay-leng
この先生が見学に来られたことでまた自分の人生が大きく変わります
聖隷の卒業を間近に控え、他の世界を見てみたいと思っていたところに
たまたまいらっしゃったSeah先生
若かりし頃の僕はこう言いました
「見学に行かせてください!!」
返事はアッサリOK
聖隷を辞してから、群馬大学に戻るまでの間に
シンガポールに見学にいくことになったのです
とは言っても
その頃(今もですが(笑))
海外まで見学に行って勉強しようという医師はほとんどいません
皆無と言っても良い
そして海外に行くといっても
旅行とは違うので
添乗員もいませんし
現地に知り合いの日本人のお友達がいるわけでもありません
今でも覚えていますが
出国前の成田空港
本当に心細くて
「お腹痛くなったので行くの止めます」
って言おうかと本気で思っていました
ゲロしそうな緊張感の中、シンガポールへ
そして見学をするといろいろなことが分かったのです
日本ではマイナーでほとんど誰もやっていない眼形成
世界では普通に一般的に存在しているし
認知もされているのだ、ということに気付きます
たくさんの若手のドクターが眼形成を志しているし
みんな頑張っている
それが実感として分かったのです
たった1週間の見学でしたが
世界の眼形成の実情の一端を体験することが出来ました
そのころの僕は英語を喋ることも、理解することも出来ませんでした
受験英語はそこそこ出来ても
会話は出来なかったのですね
でもSeah先生は何度も繰り返したり、言い直したりして、理解してくれるようにしてくださったのです
いま思えば
Seah先生も若い時に英国に留学されていたので
留学生に優しくしよう、という思いがあったのですね
毎晩食事に連れ出してくれて
すべておごってもらいました
中国の慣習なのか
すごくいっぱい食べろ食べろと言われ
日本人的な全部食べなきゃ失礼という考えもあり
フードファイターのように食べていたら
帰国時に3キロ太っていたのを思い出します(笑)
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2018年手術実績 3046件
群馬大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
03-5579-9995
http://www.oc-tokyo.com/
新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1
027-288-0224
http://www.kashima-oc.com/
11月10日のバセドウ病眼症講演会
https://youtu.be/kxH9sgrlt0A
東京MXで紹介されました
https://youtu.be/eE2yMVMhW0U
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